楽天モバイルの " 先着300万人限定で1年間無料キャンペーン " にあやかり、その恩恵が2月をもって終了したので、
この記事では、
楽天モバイルを(で)
- 継続するか否か
- 悪かったところ
- 良かったところ
を綴っていこうと思う。
この記事の目次
楽天モバイル続ける?
結論から言うと、
継続しない。
無料が続くなら、まだ悪かったところ、気に入らなかったところに目を瞑って、「無料だからなぁ…」と言い聞かせて使っていたかもしれないが、これから最高で3,000円弱/月(20GB以上使用の場合)であることを考えると、乗り換えて同じ金額の良質なサービスを受けたい。
悪かったところ
悪かったと言っても、無料であったのだから、このぐらいで収まるのは僥倖と言える。
建物内は電波が通じにくい
筆者は東京住みなので、外では繋がる。大学は千葉だが、外なら繋がる。
え、行動範囲の東京も千葉も繋がるの? じゃあ、いいじゃんと思うかもしれないが、
東京の家の中ではほとんど繋がらない。スーパーやデパートなどの建物内では繋がりにくい。大学の構内や研究室でも繋がりにくい。
そう、壁一枚隔てると、電波が途端に弱くなるのだ。壁も遮蔽物もない外なら良好なのだが。
建物内で繋がらない為、
スーパーのモバイルTカードが準備できなくて、思わせぶりに携帯をいじるが、「Tカードないです。」と度々断ったり、
家に居るときに塾長から電話がかかってきても、とぎれとぎれでまともに通話ができなくて、後日謝罪したら、「トンネルに居るのかと思ったよ笑」と恥をかいたり、
研究室の待ち時間にスマホを使っても、繋がっていないので、わざわざ学校のWi-Fiにログインする手間がかかったり、
なんだかんだ微妙にストレスを感じている。
楽天モバイルでは人口カバー率が96%を突破したと2022年2月に報告しているが、
https://corp.mobile.rakuten.co.jp/news/press/2022/0204_01/
使っている本人からすると、外で繋がったとしても、建物内ではほとんど繋がらないのにその数値は意味あるの?という感じ。
地下は繋がらない
地下は繋がらない。
友達と地下に降りるタイプの居酒屋に行ったときは最悪。
待ち合わせの電話も繋がないので、電話するたびに地上に出る必要があるし、待つ時間の暇つぶしに携帯が使えない。いざ食事が始まって、会話中に写真を見せようとGoogleフォトを開くも電波が繋がらないので見せられず。
いやいや、地下なんか、そんな行かねーしと思うかもしれないが、
JR品川駅みたいな、線路が下に落ち込んでいる駅は最悪。
駅のプラットホームで電波が通じないのは勿論だが、その駅を通る際に下に落ち込んでいくので、駅に降りないで、発車待ちの電車内でも電波が切れる。
勿論、地下鉄は基本繋がらない。
基本的に電車では電波は良好だが、こういう駅や地下鉄では非常にストレス。
楽天リンク(≒SMS)で画像が送れない
楽天は通話が無料と謳っているが、これは楽天リンクという通話・メッセージ機能があるアプリを経由する場合の話。
通話に関しては普通の電話機能と遜色なく使えて特に不満はない。
不便だなと思うのは、画像・動画の送信は楽天Link間でしかできないということ。
筆者が楽天モバイルユーザーでも、母や父などは別キャリアの為、画像を送ってもらうときにEメールを使って、二度手間。
自分は、画像を送る機会があまりないので、あまり気にしていなかったが、写真付きでSMSを利用したい家族等からは不満らしい。
SIMを指しただけは使えない場合もある
これに関しては、自分で調べて解決できたので、個人的には全く気にしてない。
端末によっては、SIMカードを指しても、電波が入らないので、VoLTEやAPNを設定してあげる必要があるが、最初だけだし、情報が溢れている現代では、誰でも調べればできる方法。
ちなみに現在使っているのは、1年前に格安で買ったRedmi note 9T。流石にカクカクもっさりしてきたからこれを期に買い換える予定。
良かったところ
散々、今まで悪いところに焦点を当ててきたが、やはり、いいところもあるので、途中で解約せずに1年間使い倒せた。
無料
これに尽きる。電波が悪いだとか、楽天Linkが使いにくいだとかこれ1つで「タダだから、しょうがねぇなぁ…」と自己解決する。故に、無料期間が終わったからこそ粗が目立つのだが。
データ通信使い放題
ahamoやLINEMo、povoが3000円弱で20GB、3大キャリア(docomo、au、SoftBank)が7000円弱で容量無制限と、並んでいる中、1年間無料で容量無制限は強すぎる。
おかげさまで、1時間以上かかる通学中でも余裕のYouTube視聴ができたし、テザリングも容量を気にしなくていいので、やりたい放題だった。
ちなみに無料期間が終わった現在では、
- 0~1GB:0円/月(1回線目のみ)
- 1~3GB:980円/月
- 3~20GB:1980円/月
- 20GB~:2980円/月
という料金体制になっている。
楽天モバイルに向いている人・使い方
今までのメリット・デメリットを踏まえて、楽天モバイルに向いている人・使い方を挙げていく
あまり携帯を使わない人
携帯を使わない人は楽天モバイルが最適解。
使わないなら、建物内などで繋がりにくくても、そんなに気にならないし、家の中にWi-Fiがあるなら、問題なし。
また、1回線目は、月の利用データ量が0~1Gなら無料というのも魅力的。もし、1GBを超えたとしても、1~3GBで月980円はありがたい。
大容量データ通信をする人
楽天モバイル抜きで、容量無制限でデータ通信を行いたいとなると、3大キャリアの月7000円弱(オプション加入なし)のプランになるが、楽天モバイルなら、20GB以上はいくら使っても2980円である。
地下など一部電波が渋い時もあるが、筆者が通学中電車でYouTubeなどの動画やテザリングなどで大容量通信を行ったとしてもほとんど問題なかった。
電車やバスなど長時間外でYouTubeを見たい方は是非。
サブ回線やデュアルSIM用として
多分、筆者が楽天に出戻りするならこの利用方法が1つ。
使わなければタダ同然だし、通話は楽天Link経由でも不便しないし。サブ端末回線やデュアルSIMの1つとしては、かなり優秀だなと感じた。
MNP乗り換え用の弾として
最近のiPhoneSE筆頭として、MNP乗り換え一括1円の格安で端末をばらまいていることがある。
最近では在庫が少なくなってきたが、またいつか自分の欲しい端末が格安でばらまかれた時用に楽天モバイルで1つ回線を持っておくと、すぐに動ける。
前は、MNP用の弾に他社の格安SIMを持っておくのが定石だったが、それでも月数百円はかかる。そんな管理コストを楽天モバイルは、寝かして(0~1GB)おくことで、0にできるのは魅力。
まとめ
やはり携帯電話回線は繋がってナンボ。
無料なら、繋がりにくくても多少は目をつぶれたが、いくら安くても料金がかかるなら、繋がりにくいのは辛い。
というわけで、筆者は、メイン回線は楽天からチェンジで!