薬学

【現役合格】第108回薬剤師国家試験感想(会場:東京工科大学蒲田キャンパス)

2/18, 19の薬剤師国家試験を終え、3/22に合格発表。めでたく俺は、薬剤師国家試験に合格した。

得点は、276点。(345点満点)

自己採点からは1点もずれずに、8割という好成績(個人的に)を修めた。

そして、今は、就活で内定を得た会社で研修中…

今回は、この第108回薬剤師国家試験の前後の過ごし方や受けた感想などを綴っていきたいと思う。

それ以前の勉強法ついては次の記事でまとめていくので、この記事では、

  • 試験前日の準備(持ち物や過ごし方を含めた)
  • 試験中に気をつけること
  • 試験の感想
  • 1ヶ月という、試験から合格発表までの長い期間の気のもちかた

をついて知りたい人に読んでほしい。

 

のなめです。Twitterもやってます。

 

試験前日

前日に新しい問題に取り組み、できないことが浮き上がり、そこから自信をなくして、本番に力が発揮できなくて落ちるというのが最悪の想定だったので、あまり勉強はしていなかった。薬ゼミのやまかけ講座をライブではなく、オンデマンド配信で見ていた。(どっちが良かったかの詳細については次のブログで、個人的にはオンデマンドがおすすめ

無理に詰め込んで勉強して体調を崩すのが一番の落ち筋だったので、前日に限らず、体調管理はしっかりしていた。

例えば、

  • 冷たいものを飲まない
  • 朝に白湯を飲む
  • 暖房はケチらずに使う
  • 温かいと思うぐらい着込む
  • 人混みを避ける
  • 消化の良いものを食べる

こんな感じ!

実家暮らしで夕飯は母が作ってくれていたので、消化に良くて、辛くなくて、温かいものを希望した。(確か、出てきたのは、鶏肉の炒めものとかにご飯味噌汁とかだった気がする。感謝。)

ベッドに入ったのは12時。予定通り。

気になるのは前日の睡眠だと思うが、

あまり眠れない

浅い眠りで起きてるんだか、寝てるんだかをよくわからない状態で過ごしていた。

当時蒲田に住んでいて、試験会場の東京工科大学蒲田キャンパスへは徒歩でいける距離であり、前泊する必要がなく、自宅の慣れた環境で寝れるのにも関わらず、だ。

友人と後日談として国家試験の話もしたが、やはり眠りは深くない様子。(最も、彼らの大半は前泊でのホテルの睡眠という違う環境だったこともあるかもしれないが)

ちなみに大事な日(学校のテストなど)の前日の夜には、チルアウトを飲んでいて、今回も飲んでいたが、緊張が勝ちすぎていてあまり効果は得られなかった。

 

試験当日(1日目)

朝の7時に起床。これも予定通り。大体7時間弱の睡眠(?)(ベッドに入っている時間だが、ちゃんとこの時間が睡眠に当てられていたかは怪しい)

朝ごはんはいつもどおり(パン、ヨーグルト、温めた豆乳、チョコ、ヤクルト)。基本的に冷たいもの避け、消化に良いものを食べた。

当日は家を出るまで30分ほど余らせておいたので、白湯を飲みながら、薬ゼミとファーマのやまかけプリントを軽く流し見。それだけ。問題演習はしなかった。

さて、気になる持ち物だが、

  • 受験票
  • リュックサック
  • 筆箱
    (無印良品のポリプロピレンダブルペンケース、ぺんてるのスマッシュ0.5、クルトガ0.5、湯島天神の鉛筆、マークシート用鉛筆×2、鉛筆キャップ×3、コクヨのリサーレ×2、無印の15cm定規、無印の鉛筆削り、予備のシャー芯)
  • やまかけ講座のテキスト(薬ゼミ、ファーマ両方)
  • 下痢止め
  • 太田胃散(錠剤)
  • おにぎり×2(途中のコンビニで購入)
  • おにぎりケース(100均のタッパー、リュックの中で潰れるのを避けるため)
  • チョコレート(個包装のもの)
  • ラムネ(糖分補給)
  • 使い捨てカイロ
  • 除菌用ウエットティッシュ
  • ハンカチ(手汗用)
  • ハンカチ(トイレなどの手洗い用)

こんな感じ!

特に教材については、やまかけ講座のテキストしか持っていかなかった。

自分は、iPadなどを使わずに紙ベースでやってきているので、青本を持ち込むのは物理的に不可能に近かったし、こうして振り返ってみると、やまかけ講座のプリントをしっかり復習する時間はなくて、流し読み程度のおまもりだったなと思った。

服装は、

上:ヒートテック(普通のやつ)、ユニクロのロンT、ヒートテック裏起毛ジップパーカー、GUのヒートパデットブルゾン
下:エアリズムパンツ、ユニクロの暖パン
靴:ニューバランス574

 

こう書き出してみると、ほぼユニクロ一式 笑 冷えて体調を崩したり、試験中にお腹を壊すのを極度に恐れてたのでとにかく温かい格好。なおかつ会場は暖房が効いていることも考慮して、ジップ付きのものを重ね着。靴はいつも履き慣れているもの。ソール?のクッションが効いていて履きやすい。

8時10分前ぐらいに家を出て、会場の途中でコンビニに寄った。第二回の模試あたりから、昼食を固定していたので、いつも通り鮭のおにぎりと今回は昆布(もしくはおかか)を購入。

模試のたびにおにぎりが潰れていたので、2個並べて入るサイズの平凡な100均のタッパーに入れた。

8時ちょっと過ぎぐらいに会場に到着。

会場の入り口で受験票を確認された。リュックだったので、わちゃわちゃしながら背面から受験票を取り出した。109回以降で蒲田キャンパスの人は、ポッケか手持ちで受験票を開場前まで持っていくとよいだろう

中に入ると、受験番号ごとに部屋が分かれていたので、確認して向かう。自分は2階だった。

国家試験の会場となると2-300人サイズの大講堂をイメージしていたが、実際は、30-40人サイズの講義室が12部屋ぐらい用意されていた。

個人的には大部屋だと空気が張り詰めていそうで緊張するし、机が長いと人をかき分けてトイレに行く必要があるので、小部屋で助かった。

後に会社の集合研修で他の薬剤師とも話をしたが、ほとんどが大講堂サイズの試験室で、今回の規模は珍しいそうだった。ラッキー。

教室の黒板に自分の席が貼り出されていたので、確認して席に向かう。このとき8時15分ごろで、まだ集合時間には30分以上あったが、俺の教室には8割以上の受験生が到着していた。

席順は、自分の大学と他の大学が順々に配置されていて前後左右に知り合いはいなかった。ただ、斜めなどに同大学の人はいたので、大学が名前順の学籍番号を採用していて、自分の番号付近に友人がいる場合、一緒の教室で試験を受ける可能性が高い

実際、自分の学籍番号の近くに友人が多いこともあり、俺の教室は5人の友人がいた。

空調だが、ダウンを着たまま入ったのもあり、会場の中は正直温かいを通り越して暑かった。冷えを警戒していたので、ジップパーカーまで着ていたが、あまり気にならない人なら、ロンT1枚でも大丈夫だろう。

あくまでも東京工科大学蒲田キャンパスでの話なので、他の会場では寒かったという声もあった。参考程度に。

気になるトイレの数だが、

2階男子トイレは

小便器:5~6個
大便器:2個

こんな感じ!

文字・数字でみると少ないように感じるが、一つの階層に全員が集まっているわけではないので、意外と回転率は良かった。ほぼ並ばなかった。

自分は小便器しか利用しなかったが、大便器を使った友人も特に混んで困った様子もなさそうだった。

混んでいても、1階は試験会場になっておらず、トイレは使えるようだったので、そっちに足を運んで見るのもありかもしれないし、駅やコンビニが徒歩5分圏内にあるので最悪そっちも使ってもいいかもしれない。

ちなみに女子トイレは10人弱毎時間並んでいた。並んでいる時間の有効活用のためにノート等を読みながら並んでいる人もいた。

トイレや服装の調節などをして、8時20分、集合は8時50分だったので、残りの時間は、糖分補給のラムネを食べながら、やまかけ講座の資料を流し読みした。このときはじっくり読むのではなく、あくまでも流し読み。しっかり読んで脳が疲れては元も子もないと考えていた。

 

集合(8:50)

試験自体は9:30から始まるのだが、集合時間は両日とも8:50と定められている。

この空白時間は何をするのかというと、問題や解答用紙を配ったあと、

待つ

それだけ。

問題等は10分もかからないうちに配り終えるのだが、残りの時間は、問題用紙に書かれている注意事項を試験官が淡々と読み上げるのを聞きながら、ひたすら待つだけ。

ちなみにこのときトイレには行けないので、事前に行っておく必要がある。

手汗対策として持っていったハンカチだが、俺は8時45分、試験官が教室に入ってくるタイミングで使えるか聞いた。回答としては、使えたが、毎時間カンニング防止として表面、裏面を確認された。

俺が持っていったのは、平凡な青のタオルハンカチ。気になる人や石橋を叩く人は、白や黒などの無地のハンカチを持っていくといいだろう。

中学生から使っているハンカチ。替えたほうがいい気がするが、破れてもないし、水も吸うので、イマイチ替え時が見つからない笑

 

必須問題

すでに薬ゼミ等予備校で講評されているので、問題の難易度は知っていると思うが、今回(108回)は簡単な年であった。後に自己採点をしてみても必須問題はよくできた方だと思う。

しかし、受験生当事者になってみると、必須問題が例年と傾向が違うような気がして、試験時間が終わったときには、全くできなかった、なんなら、必須で足切り(63点未満)かもしれないとも感じていた。

個人的には物理の平衡、病態・薬治がとっつきにくかったという印象。

こうしてブログに書き起こすために問題を振り返ったり、解答を知った上でもう一度見てみると、あまり大したことなかったのだなと感じる。しかし、当時は緊張により、わかる問題もぐちゃぐちゃになる。例をあげると恥ずかしながら、問一の状態変化の時点で混乱していた。なので、物化生は全て解き終わってから遡って解いた。

90分90問という一見、タイトな時間配分になりそうだが、意外にも時間が余った。実際3回ぐらい見直しをした。特にマークミスをしないように。

今年の必須問題はやはり、長井長義が鬼門であったように報じられているが、個人的には大したことがなかった印象。というのも、俺の母校は、漢方に力を入れていて、その系統の生薬や天然化学も詳しく講義されていた。実際、同大学の友人もしっかりと長井長義を選べていた。

 

理論問題①

この辺から今年の試験の異質さをなんとなく感じ始める。(遅い)

衛生がやたらと簡単なのだ。

まず前提として、俺は衛生が苦手だ。最後の模試でも科目別のブロックでDに属していた気がする。(ちなみに全体ではBブロック)

対策として、衛生はかなり力を入れた。具体的には、ファーマの無料招待直前講習会の枠を衛生に割いたり、既出問題集派だったが、直前に衛生だけ青問も解いたり。

そのため、問題を見れば、解ける・解けないはもちろんだが、大体の正答率や問題の難易度がわかるようになった。そのため、いざ始まってみるとやたらと簡単で、正直衛生に至っては差がつく問題がほぼ無いように感じた。

ちなみに、物化生は例年通り(物理はやや易化、生物はやや難化)、法規も例年通りに感じた。

 

理論問題②

薬理は、例年正答率が高いこともあり、本番もできるだろうと思っていたので、そのまま楽に解き進められた。

薬剤が鬼門。ここで理論としての難易度を上げてきたなと感じた。まさかの粘弾性モデル固体分散体が登場。

俺は衛生の次に薬剤、中でも製剤が苦手。その代わりに薬物動態はできる方であったので、そっちで賄っていくつもりだった。そのため、製剤は過去問レベルでしか勉強してなかったので、粘弾性モデルは解けなかった。

固体分散体については、薬ゼミのやまかけで名前だけは知っていて、問題自体もよくわからんかったので、これだけ知ってる精神でマーク。無事正解。(これでいいのか…?薬ゼミありがとう?)

肝心の薬動は計算が1問だけ!2日目の実践でいっぱい出るのかな?と思いながら1日目を終える。(明日その予想は外れるのだが)

病態・薬治はがんについて少ないなという印象。これも実践で出るのかな?とやまをはっていた。(このやまも外れる 笑)

 

1日目終了

今年はなんか簡単め?でも、俺の勘違いかもしれないし、必須で足切りかもしれん。という文に起こしてみると情緒がグチャグチャの状態で1日目は終了した。

この日は予定通り17:45に終了。

家に帰り、お風呂に入って、頼んでおいた消化によくて温かい夕飯を済ませると、21時。

ここで悩むのが、

自己採点をするか or しないか

結論から言うと、

必須問題のみした。

実は国家試験前に薬学部学長から、激励のメールが受験生宛に届いており、

「自己採点は、やっても点数は変わらないから、しないほうがいい。その分勉強したほうがよい」

との旨が書いてあった。

しかし、当時の俺は、必須で足切りになっているかもしれない、足切りなら2日目の意味がない。と考えていたので、必須だけ自己採点した。

結果は、80/90。大きく足切りラインからは免れた。

解答は、風呂から上がったら予備校サイトに既に掲載されていたので、来年以降も20時には1日目の自己採点はできると思う。

理論問題は自己採点しなかった。

衛生が簡単めと感じていたものの、他の教科は理論問題らしく難しかったし、これで落ち込んで2日目を迎えたくなかったからだ。

前日に向けた勉強?としては、薬ゼミの最終確認動画だけをみた。

(2023年度版のやまかけ講座得点最終確認動画案内)

これは、薬ゼミのやまかけ講座を受けた人のみの限定特典として、Ph-portという薬剤師版の薬ゼミサイトで見られる、1日目に出た範囲を消して更に密度が濃いやまかけを行っている動画だ。

薬ゼミ側が1日目の内容を確認してフィードバックするので、公開されるのが20, 21時頃と遅く、1教科15分前後といっても9教科あるので、2時間近く視聴に時間を費やしてしまったが、かなり見る価値はあったと思う

後日談として友人と話していても、ここのやまかけはかなり精度が高かったと評判だった。

こんな感じで最終確認動画を見ていると23時。明日も早いので、チルアウトを飲んでベッドに入る。

なんとなく気づいていると思うが、

やはり、寝れない。

昨日よりはマシだったが、睡眠が浅いのには変わりなかった。

 

試験当日(2日目)

この日も7時頃起床。朝食や服装、家での勉強、昼食の買い出し、到着時間は変わらず。

特にアクシデントもなく、試験開始まで過ごせた。

持ち込みの勉強道具も変わらず、やまかけ講座の資料のみ。

 

実践問題①

1日目が流石に簡単すぎる反動を受けてか、ちょっと難しくなった?と感じる。特に物化生。

それでも例年並みの難易度に戻ったぐらいに感じる。

衛生は相変わらず、簡単に感じた。

 

実践問題②

そろそろ今年の実践問題の違和感を感じ始める。

1つ選べ

が異様に多いことに。

今回ブログを書くために数えてみると、1つ選ばせる問題は実践問題だけで、

約90問

比較として、107回を挙げてみると、約70問

今回の合格ボーダーは、235点だったが、例年の225付近から上振れた理由の一つに、1つ選べが増えたことも関与していると思う。

問題の難易度は例年通りか、やや簡単めと感じた。

計算問題は、ミカエリスメンテン式や繰り返し投与の出題など過去問と形式はほとんど同じであったし、1日目で予想していた計算問題が多くなるようなことはなかった。

 

実践問題③

正直、ここまで来ると、疲労困憊

緊張や寝不足で気力が削れてきているのを自覚していた。

しかも、ここの科目が長丁場。15:30~18:00で、150分間

ぶっちゃけ、文字は読めるけど、意味が頭に入ってこない

軽度のディスレクシアみたいな?頭がうまく働いていない感じがした。

そうはいっても、ここの実践③の実務が一番の得点源であるはずなので、無理を通して踏破。

こうして、6年間の集大成を叩きつけてやったのである。

 

自己採点

すぐには、家には帰らなかった。友人達と飲み会?があったので。

一応、地元で土地勘があるので、行きつけの中華屋を幹事として事前に予約していた。

予約した居酒屋「春香園
餃子がでかいし、肉汁たっぷりでおいしい。
他のフードもデカい、うまい、安い!最高!!

友人の一人は飲み物が来る前に店内で自己採点していた笑 225点を余裕で超えていたので、拍手の嵐。

飲みの場では、誰一人として今回の試験は簡単だったなんて言っていなかったし、225点を平気で超えて来ることも予想していなかった(ちなみに僕の友人は235点は余裕で超えて全員合格)

ほろ酔いになる前に料理が多いので、満腹で帰宅。友人たちも千葉や東京の東など遠方から来ているので、二次会も行わずに帰宅。

風呂にも入り…

さて、ここからが別の意味で正念場、自己採点

普段のテストは、書き込んだ問題用紙と解答を一問一問答え合わせするので、徐々に手応えを感じるのだが、予備校が出している国家試験の採点システムはボタンを押すだけで、得点がパッと出てくるので、大変心臓に悪い。もちろん、時間をかけて一つずつ確認したり、予備校からの解答のpdfを待つ方法もあるのかもしれないが、俺もそこまで悠長ではない。

やたら、○番を選んでいるなぁ、ここの問題やっぱりこっちを選んでおくべきだったか…?など錯綜しながら、回答を入力完了。

採点のボタンをクリック…

276/345

他にも色々な数字が入ったが、ここまで強烈に目を引く数字はなかっただろう。

正直、めちゃくちゃ嬉しかった。

この約半年正解なのかわからない勉強を続けてきて、初めて結果に立ち会うことができたのだから

…と同時にここでしっかりとした違和感をもつ。

今回自己採点で利用したのは薬ゼミとファーマプロダクトなのだが、薬ゼミでは自分が全体のどの位置に属しているのか見れるグラフがある。そのグラフで自分の位置が思っていたより低いのだ。

おこがましい話だが、276点というのは8割正解している状態で、トップクラスの得点率だと思っていた。今までの薬剤師国家試験の常識では、6割強、225点取れば安泰。7割超したら余裕と言われるレベル。

採点後の興奮はこの違和感で早めに静まり、友人と採点結果やボーダーの予想をLINEで共有していたが、皆も今年は異常だ、荒れている、ボーダーが高くなる、225点の壁は崩れた等言っていた。

ただ、それでも276点で上位30%に食い込んでいるので、

マークシートさえずれていなければ

受かるだろうと前向きに考えていた。

 

合格発表

前述した通り、

国家試験:2/18、19

合格発表:3/22

約1ヶ月の開きがあるのだ。

ただし、かなりの得点率、マークシートのズレは今更どうにもならないという背景から、俺は友人たちと旅行に行ったり、飲みに歩いたり、引っ越しの準備を進めたりと、発表までにそれほど合否に頭を支配されていなかった。

なんやかんやで、3/22を迎えた。

当日の朝もそれほど意識しておらず、「そういえば、今日合格発表かぁ。」ぐらいの感覚。

発表される14時になった時、俺は引っ越しの家具等を揃えるべく、ニトリにいた。付き添いで来ていた母に「14時だから、合格発表見て」と促されて確認した。

情けないことに俺は、全く気にも留めていなかったのである。

結果は、

合格

正直、「まぁ、妥当だろうな」という感想しかなかった。熱は自己採点が一番高かった。

そんな感じで俺はぬるりと薬剤師になった。
(薬剤師名簿に登録されないと薬剤師ではないとかいうのは捨て置いて)

 

まとめ

振り返ってみると、ここまで真面目に勉強してきたのって久しぶりだなと。

当時は千葉住みだったので、高校受験は前期失敗しても、なんとか後期に滑り込んだり、大学受験は公募推薦で、一応ペーパーテストはあったけど、かなり易しい問題で、受験のためにあまり勉強していなかった。大学のテストも前日に過去問触るなりレジュメを眺める程度で、60~70点ぐらいを狙っていた。

そんな俺が、6時に起きて風呂・飯を除いて23時まで勉強していたことが信じられない。

9月頃は225点滑り込み狙いで大学生活も楽しみつつ受かるか笑 とか思っていたが、この現状、11月頃から本気を出して良かったと本当に思っている。

俺、お疲れ様。

勉強方法などは後の記事にまとめるつもり。

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