【前編】1・2月に読んだ本まとめ

お久しぶりです。あらきぃです。
いつの間にか2月が終わっていました。

何をやっていたかというと、
プログラミングをひたすらやっていました。
とても楽しくて楽しくて仕方がない。

ブログをはじめるにあたって、HTML、CSS、時にはPHPも
勉強しておいたほうがいいかなと思い、勉強を始めたら、
面白すぎて、RubyやPythonまで来てしまった。
ブログを越えてもはや趣味と化した。

そんなこんなで2月が過ぎ、
1月に読んだ本まとめをつくらずに、
3月に入ってしまった。

2月はほとんどプログラミングを学んでいたので、
あまり本を読まなかった。
実質、1月に呼んだ本まとめとして綴っていく。

あらきぃです。Twitterもやってます。是非、フォローしてやってください

読んだ本一覧

俺が1月・2月に読んだ本の数は、17冊

画像上では14冊だが、
学校の図書館で借りた本が3冊ある。
すでに返却しているので画像としては残せなかったが、
こちらについても解説していく。

書きながら思ったのだが、
17冊を一回にまとめるのはエグい。
多分、自分が読者なら読まない。
というわけで前編、後編に分けようと思う。
ランキングは後編に回すので、
今回は9冊紹介しようと思う。

革命のファンファーレ

あのホリエモンも4回泣いた!

昭恵夫人も大絶賛

「プペる」
「○プペしました!」

散々ツイッターでいじられ続ける、# プペルで一番感動したシーン

…と話題沸騰(?)な『えんとつ町のプペル』の生みの親の西野亮廣の著書

一応、『魔法のコンパス』の次の本で、
度々この本でもその話が出てくるが、読んでなくても大丈夫。
というか、この本を読んだ後にさかのぼって読んでみたら、

半分ぐらい書いてあることが
『魔法のコンパス』と同じ
ほとんど焼きまし。

西野亮廣信者じゃなければ、どちらか読めばよきかと。

本の内容を一言でいうと、

お金を得るには信用を得よう!

これを力説してくれる。
このお金を創出する元になる信用の得る方法を
自分の体験を元に書かれている。

読んでみて、
あーね、確かに意識高い系は絶賛するわ、と。
そもそも俺がこの本を読んでみようと思ったのは、
インスタの意識高い系大学生アカウントの
大学生が読むべき本みたいな投稿で見つけたからだ。

金もねぇ、資本もねぇ、スキルもねぇ、
何もない空っぽの風船みたいに意識だけ膨れ上がった大学生は
「信用」という自分にも簡単に手っ取り早く得られるものから
金を生み出してぇと思うんだなと。

この西野亮廣は都合が悪いことは書かない。
本文中に
「嘘はつかない。信用がなくなるから。」
と安心感を与えて、
都合の悪いことは書かないのである。確かに嘘はついていない。

その辺の意識の高いだけと西野亮廣、
何が違うかって、
本人は満足していないが、
西野亮廣ははねるのトびらで一応成功して、
金や資本、人脈を多少なりとも持っているということだ。

回りくどくなってきたので、
一言でいうと、

お金が信用を生んでいる

のである。

この本は、まるで信用→お金のように書いているが、
実際の世の中、信用⇄お金で成り立っている。

金、資本のあるとろに信用が集まる
残酷だがそういうものだ。

事実、銀行が金を貸すときも
どれぐらいの金を生み出すかで審査するし、
会社を見るときにも資本金を見て信用できるのかを決めるはずだ。

そのへん気づいている人いるのかな?
なんか、盲目になってね?とは思った。

魔法のコンパス

あちらがみんな大好きお金の生み出し方の話
とするのならば、
こちらは「えんとつ町のプペル」ができるまでの話

さっきも書いたが、
書いてあることは半分くらい同じなので、
読みたい時は、お金かプペル
どちらを知りたいかで選んでもらえればよきかと。

絵本の分業制を思いつき
なぜ今まで取り入れられなかったのかの部分に
注目して問題を解決していく姿勢は素直に素晴らしいと思った。

レビューなどを見てると、
分業先がプロじゃん!との批判の声もあるが、
じゃあ、プロ使えば儲かるんですか?って話。
セールスの部分はちゃんと西野亮廣は頭使ってるじゃん?と。

叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」

あの2ちゃんねるの元管理人として有名なひろゆきの本。
Youtubeみてるとやたらとひろゆきの切り抜きが出てくるので、
本とか書いてんのかな?と思って探したら、
なかなかおもしろそうな本があったので購入。

本の中身としては、ひろゆきが
社会、仕事、教育、政治、人間関係の面で
主に日本の都合の悪いことに突っ込んで行くという形。

読んだ感想として、
四大学入っといてよかったなぁ
ということ(薬学部なので正確には6年だが)と、
終身雇用が薄れているのに、
能力のない老人が台頭する年功序列の社会が残り、
大企業だからと言う理由で無能な会社を保護する日本という国は
滅びはしないけど、絶対に成長はしないだろうなと。

正直、日本に希望的観測が持てるようになる本ではない。
その残酷さをふまえて手にとってほしい。

嫌われる勇気

だいぶ前に電車の広告かなんかで目にして、
読んでみたいと思っていたのを思い出し購入。

サブタイトルにもある通り、
アドラー心理学を用いて書かれている本。

アドラーって誰だよ?
そう思う人もいうるかもしれないが、
超有名なユング、フロイトに並ぶ
心理学の三大巨頭の一人である。

トラウマなど、過去から現在を考える
ユング、フロイトに対し、
アドラーは
現在の行動は目的を達成するために行われてる
と考えている。
つまり、トラウマの否定である。

この本は、
幼い頃から自分に自信が持てず、
出自や学歴、容姿に劣等感を持っている青年と
アドラー心理学に則り、
世界はどこまでもシンプルであり、
人は今日からでも幸せになれると説く哲学者の
二人の対話形式で書かれている。

この本のタイトルを回収しておくと、
―自由とは、他社から嫌われること
アドラー心理学は承認欲求を否定してる。
承認欲求を満たすために他人の期待に応えるのはやめろと。
自分の課題と向き合え。他人の課題に手を出すな。課題の分離をしろ。

ここまでなら簡単に理解ができると思うのだが、
難しいのが物語後半。

他社貢献をしろ。誰かがやらなくても、あなたが始めなければならない。

矛盾してね?と思うだろう。
気になる人は是非読んでほしい。

多動力

ホリエモンの仕事とか、
何やってるのか説明できる人います?

元はライブドアの社長だったけど、
現在では、
ロケット作ってたり、
食べログみたいなサイト運営したり、
メディアでコメンテーターしてたり、
肉屋の運営したり…
とにかく多様。

なぜホリエモンは多くの事業を
展開するのか・できるのか
また、それに必要な多動力は
どこから生まれるのかについての本。

現在の社会はインターネットと
密接に関わっていて、無くては成らないものになった。
垂直統合型からタテ壁は溶け、
水平分業型へと変化していっている。

インターネットが持つ無限の可能性に目をつけ、
それに伴う社会の変化をいち早く予測したのがホリエモンだ。

読んでみてホリエモンの思考に触れると、
Twitterとかで
寿司屋の修行なんて意味がない
とか
保育士は誰でもできる仕事
とかで毎度炎上するのはこういうことなのねー
というのが何となく分かる。
Twitterが140文字しか書けないから
ホリエモンがそう考えるに至った体験とか
バックグラウンドが書ききれないからなんだろうなーと。
(ただ、餃子事件。あれだけは養護できない。)

本文中の
三つの肩書をもてば価値が1万倍になる
の理論。実は西野亮廣の著書と全く同じことを言っている。
なんなら俺も直近の就職ガイダンスで言われてたりするので、
割とこれは真なんじゃないのかと思ったり。

どういうことかというと、
従来の「薬剤師」など一つの肩書にとらわれると
希少価値はあまりないが、
プログラミングできる薬剤師
(プログラマー × 薬剤師)
更に発展して、
ブログ運営に必要なプログラミングの知識もっていて、
読者の薬のリテラシーを高めるブログを書く薬剤師
(プログラマー × ブロガー × 薬剤師)
だとこれからの時代強いよねという話。

ゼロ秒思考

・プレゼンに悩んでいる人
・企画書を書く人
・言いたいことがあるのに
 言葉にすると詰まってしまう人
・人間関係に悩んでいる人
・アクションプランを組んで
 PDCAサイクル回したい人

ここに当てはまる人に超絶オススメ

言ってしまえば、
A4用紙にメモ書きする
これだけのことなのだが、
丁寧に理由を添えて
なぜこの方法がベストなのかを
説明している。

ただ、残念なことに俺は
営業マンでもなければ、企画書も書かんし、
話すのに不自由なこともないし、
人間関係にも悩んでいないし、
起業しようとアクションプランを組むつもりもない。

正直、個人的にはまだ早かった感はあるが、
社会人なら、なったのならとても役に立ちそうだと感じた。

伝え方が9割

友人の読んでいた本とタイトルが似ていたので
購入してしまった本。

事故のような購入だが、
結果として得たものは大きいと感じている。

この本の伝え方のおかげからか、
研究室でのテーマを決めるアンケートで
希望のテーマにつくことができた。

この本を通した伝え方が功を奏して、
俺の研究室のテーマが決まったのが
真なのかはわかないが、
一つ確かに言えるのは、
すぐに使える、即効性のある本であるということだ。

人は話し方が9割

同じく9割シリーズ

友人がこれ読んでいるんだと紹介していたので購入。
本屋行ったら、一番売れてる!と平積みになっていた。マジか。

結論から言うと、
「話の上手い人は聴き上手」
これを幹として
相手を尊重した話し方をしろ
とか
相手に喋らせるように会話しろ
という感じで広げている本。

まぁ、そうっすよね。という感じ。
一応、テクニックもあるっちゃあるのだが、
目からウロコ!とまではいかない。

なんか今読んでる
カーネギーの『人を動かす』に似てね?
とも思った。
なんなら『人を動かす』のほうが
実例もあって親しみやすくていいんじゃね?とも。

当たり前のことが書いてあって
個人的にはうーんって感じ。
てか、これが本当に日本で1番売れているのか…?

JR上野駅公園口 

全米図書賞受賞とのことで
気になっていたので読んでみた。

かなり難しい内容。
ホームレスの事情、
当時の社会状況、
この辺は勿論、
タイトルにもあるJR上野駅公園口付近の
地理を知らないと読み進めるのが大変だと思う。

幸いにも俺は国立科学博物館が好きで
両手では数え切れないぐらい行っていて、
上野周辺の地理には詳しいので
だいぶ楽しめたが、わからん人にはつまらんと思う。

事実、アマゾンのレビューをみると、
学があり当時の社会背景を知って
読み進めることができる文学好きの大絶賛か、
米国図書館賞受賞なら誰が読んでも面白いだろうと盲信した馬鹿の批判で
二分されている。

個人的に好きな描写として、
展覧会の道中に飾られている絵の紹介を順に紹介することで
婦人たちが歩きながら会話をしていることを暗に示していて
いるところが素敵だなと。

この本を読んで本来なら、
天皇制だとか、出稼ぎホームレスについて
綴ったほうがいい気がするが、
それをすると読んだ時のファーストインプレッションに
色眼鏡をかけそうなので遠慮しておく。
是非ともこの本の持たざるものである
主人公の不幸をひしひしと味わってほしい。

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